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< 馬鹿になったか >

5月15日 14時


 こうしてパソコンに向かっていると、タラ〜と鼻水が垂れてくる。
 ほんとに鼻水だよな。脳みそが溶けて鼻の穴から垂れてきているんじゃないよな。
 昨日は朝の五時半まで飲んだからね。夕方の八時から朝の五時半までだらだらと飲みつづけた。
 深酒した翌日はいつだって後悔する。
 馬鹿になった気がするんだもん。
 いや、絶対に馬鹿になっている。脳みその皺、三、四本は消えただろう。
 中央公論から出す本のゲラを読まなきゃならないのに、文字を目で追えない。自分で書いた漢字が読めない。切ない。
 ふうっとため息をつくと、机の向かいに座っている秘書の神林も真似した。
 やつがいう。
「昨日、休みだったから、昼間の十二時から夜の九時まで飲んじゃった。辛い」
「あたしも辛い。あたしは夜の八時から朝の五時半まで」
「……馬鹿みたいに酒を飲むのは、もう止す」
「あたしも、あたしも今、おなじことを考えていた」
 じつは昨日はデートだった。二件目まではどんな話をしてどんな雰囲気だったか覚えている。けど、それから先の記憶がない。
 意識がぶっ飛ぶと、気持ち悪くもなったりもしない。そして、いつまでもいつまでもしつこく酒を飲みつづけることができてしまったりする。
 神林がいう。
「酒の話はやめろ。聞いているだけで気持ちが悪くなってくる」
「じゃあ、肝心のデートの話をするよ」
 しかし、いくら首を捻っても、ぜんぜんなんにも思い出せない。
「マジで?」と神林。
「うん」
「なんにも?」
「う〜ん。可愛いっていっぱいいわれた気がする。綺麗だともたくさんいってもらった気が。あんなに誉めるってことは、きっと、すごいあたしが好みなんだね。ビックリするぐらいタイプな女なんじゃないか」
「……でも、相手も室井につき合って大量の酒を飲んだんだろ。酔ってたんだろ」
 そうでした、そうでした。
 神林以外の人間にとって、あたしの酒につき合うということは拷問に近い。てことは、やっぱり彼はあたしをとっても好きなのか。いやいや、ひょっとして、いつもの癖で脅してしまったのかもしれん。とにかくぜんぜん覚えていないのじゃー!
 
 
 ノッポのおじさん、イラスト届きました。さっそく実家の居間に飾ります。ありがとう。
 
 スポンタ、一人でもイヤな思いをした人がいるのは忍びないから、せっかくあなたのやり方で、あなたにスポットライトを当ててやったのに。無視するってどういうことじゃ。
 もうあなたに関わるのは辞める。いちいち不快だから。
 
 
 

2006 05 15 [お酒] | 固定リンク | トラックバック

< 飲み会報告 >

 5月8日 23時。
 
 イベントに来てくれたみんな、ありがとう。お疲れさま。
 いつも読んでいるブログを書いている人のお顔が拝見でき、楽しかった。
【わたし馬鹿よねぇ~】のお腹の中身も見れたしな。シュンくん、可愛いかった。
【もちゃこ】は完璧な妹キャラね。
 あ、妹キャラで思い出した。じつはさ、【えみっちぃ】って、あたしの妹分のホステス、京子という女に顔がそっくり。京子も呼べばよかったよ。一度、ぜひ会わせたい。
 いやあ、楽しかった。面白いよね。ブログ読んでてみんなの性格とかキャラクターとかある程度わかってるじゃん。で、そこに顔があると。
 もっといっぱい話したかったね。壇上から降りて、座席をまわればよかったな。みんなシャイだからさ。最後の一時間くらいで気づいて後悔した。
 ま、あたしもおんなじなんだけどね。初対面の人と話すとき、とても緊張する。といっても、あたしの場合、酒を飲むと緊張が持続しないから。ああ、もっと機転を利かせばよかった。後悔、後悔。
 ……と多少の反省はあるものの、あたしはすげぇ楽しかったの。酒飲んで馬鹿騒ぎして。
 身体の調子が思わしくないといっていた庚さんにも久しぶりに会えたしね。庚さん、足の指を骨折してるのに駆けつけてくれたんだよ。
 仕切が悪いと一部の方から批判されてしまったけど、許せよぉ。仕切なんてしたことがないんだからさ。
 場所を押さえて、価格設定して、みんなにそれを伝えて……っていうところまではこっちでやったけど、その後のことはあまり考えてなかった。
 打ち上げパーティー。あたしも参加者の一人という気分だったの。だって、そうだろ。
 ところで、【スポンタ通信】、あたしはあなたになぜ責められなきゃならないのかわからない。マスちゃんが先に怒っちゃったから、いおうかどうか迷ったけど。
 なんであたしが怠慢なんだ。
 あの本はみんなで作った本。あたしはその中のイチメンバーとして、とても頑張ったと思うけど。
 出版社をまわって条件や部数を聞いてきたり、編集の仕事もしたり、宣伝させてもらうのに頭を下げたり。それは自分のためだけじゃないからできた。自分の本でここまでしたことはない。
 書いて終わりというのじゃなく、愛と情熱をこめ働きまくった。誉めてもらいたいぐらいだよ。
 肝心の本の話をもっとしろといわれてもね、自分らの本を自画自賛し合うわけ? キモいだろ、そんなこと。惜しくも落選してしまった人だっているわけだし。
 友人達が壇上にあがって話をしたことにも文句があるみたいだけど、友人達はあたしがよくブログに書いている人間で、あの場でみんなが知ってて、でもってマイクの前で話をしてくれたことにあたしは感謝しているよ。
 友人達だって照れ屋だしシャイなの。前に出てしゃべるなんてこと、普通はしてないんだから。けど、よくやってくれたと思う。
 編集のオリモさんだって、そうよ。打ち上げの費用、オリモッチが相当寄付してくれているんだよ。会社から叱られるんじゃないかと心配になるぐらいに。
 自分の息子でも男でも、ましてファンでもないというあなたに、過剰な期待をされても困る。
 批判する前に、まず自分と会話してみなよ。関わってしまった手前、サービスで少しだけ期待に応えるけれど、あなたに足りないのはそこだもん。
 なぜあたしがつまずいてしまったと思う? あたしはなんであなたに哀れんでもらわなきゃならないの。おまえは神か。不愉快だ。
 あたしからいわせたら、はしたないのはあんた。あたしを仲間に引き込むのはやめてくれる。
 ……でもでも、【スーパードリーマー】には責められっかもなぁ。責められても仕方ないなぁ。
 翌日、秘書の神林から聞いたんだけど、マネージャーの阿部公、大変失礼だったんだって? 
 あいつ、酒乱だから「飲むな」といいたかったんだけど、仕事でついてきていたわけじゃなかったし絶対命令まではできなかった。
 膝に座られた女性の方もいたんだとか。見たって人がいるんだけど、それはほんとう?
 教育がなってなくてゴメン。そんなに馬鹿だとは思ってなかった。けどね、例の件は酔っていてもちゃんと覚えてますから。
 例の件については、ずうっと考えていたんだよ。どうしたらいいのかね、と。
 ほかにも失礼のあった方はいらっしゃったかしら。スポンタのようにいってくれた方が有り難い。さっぱりするじゃん。
 それにしても飲み会なんて簡単にできるだろうと思ってたけど、考えが甘かったかね。せっかく参加してくれたのに厭な気分になった人がいるならすまん。
 でも、あたしは楽しかったんだよ。ほんとうに。
 今度は誰かが開く飲み会に、イチ参加者として参加しよ。そうしよう、そうしよう。
 
 
 
【お知らせ】

 詳しい話はまだ聞いてないんだけど、かっちょえぇ女性誌から、次作はうちの雑誌でも協力したいというオファーが来てんぞ。
 ……勝った! みんな、勝ったわよぉ。

 
 
 

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